Research & Development

当社ではネットワーク技術の研究開発に取り組んでいます。
また、先端的なネットワーク技術を用いたシステム開発にも取り組んでいます。

先端技術を用いたシステム開発

無線センサネットワークを用いた
次世代工場エネルギー管理システムの研究開発

次世代工場エネルギー管理システムは、低コスト・小型化された電力センサと複数の無線通信方式を用いた無線通信技術の融合により、生産装置レベルのきめ細かなエネルギー管理を大規模工場などの広いエリアに対して適用可能であり、風力、太陽光等再生可能エネルギーのエネルギー蓄積状況を連携管理し、リアルタイムに「見える化」を可能とすることで高い省エネルギー効果を実現する、従来にはない新しいエネルギー管理システムとして研究開発するものであり、将来、工場分野のエネルギー管理(FEMS※1)市場に限らず、BEMS※2等の他市場分野への適用・事業化を目指すものです。
株式会社iD、株式会社PALTEK、及び、国立大学法人東北大学が研究共同体として推進しました。

※1 FEMS:Factory Energy Management System
※2 BEMS:Building Energy Management System

従来技術と新技術の比較図

 


ファクトリーオートメーション機器用
無線インタフェースの研究開発

現在のファクトリーオートメーション(FA)化された生産ラインの課題は、FA機器を制御する高信頼だが高価な工業用コンピュータの削減と、通信確実性を損なうことなく省配線を実現可能な無線方式の導入です。株式会社iD、国立大学法人九州工業大学の研究共同体で新型イーサネット技術(I/O仮想化技術)と無線LANを組み合わせ、通信確実性を維持したまま設置自由度を上げ、且つ高い信頼性のFA機器間接続装置により高価な工業用コンピュータを置換し、生産ラインのコストを削減する研究開発を実施しました。

従来技術と新技術の比較図

 


研究開発の推進

SDNを用いた手術中情報共有システムに関する研究開発

先端医療技術の一分野であるインテリジェント手術室での脳外科手術における情報共有を目的として、次世代のネットワークであるSDN(Software Defined Network)を用いて、例えば熟練医などの手術関係者がインテリジェント手術室の医療画像をいつでもどこでもモニタリング可能な環境を構築する研究に取組んでいます。
JGN-X上で、SDN機能を用いてオンデマンドVPNを構築、 QoS制御で医療画像転送時に必要な帯域を瞬時に確保することで、 インテリジェント手術室からの情報をリアルタイムに蓄積するプライベートクラウドを介して、遠隔地での高信頼、高精細な情報を共有するシステムを検証します。
本研究は、公立はこだて未来大学、東京女子医科大学、株式会社iDの共同研究として実施しています。
詳しくは総務省のサイトをご覧下さい。

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実空間情報連動型ネットワークシステムの研究開発

現在普及しているSNSは、一定の関係性を持った「人」とのつながりをベースとした「仮想空間」上でのコミュニケーションツールであるのに対し、実空間情報連動型ネットワークシステム(rSpace)では、人々が実際に生活している空間すなわち「実空間」を対象としたコミュニケーションの支援を目指しています。実空間上で直接的なコミュニケーションを行える可能性のある人々同士をネットワーク上で結び付けること、またその人々が情報共有を図ることができる仕組みの実現に向けて、国立大学法人九州工業大学ネットワークデザイン研究センターと取り組んでいます。
詳しくは九州工業大学のサイトをご覧下さい。

 

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【関連論文実績】
・永田晃,中村勝一(株式会社iD),藤ひとみ,野林大起,塚本和也,池永全志(九州工業大学),“r-Spaceシステムによる実空間グループコミュニケーションの実証実験,” 電子情報通信学会 2017年総合大会, B-16-10, 2017年3月. (掲載予定)

・Akira Nagata, Katsuichi Nakamura (iD corporation), Hitomi Fuji, Daiki Nobayashi, Kazuya Tsukamoto and Takeshi Ikenaga (Kyushu Institute of Technology)
“Field Tests and Indoor Emulation of Real-Spatial Information Based Group Communication,” in Proc. IEEE PerCom 2017 (Pervasive Compupting and Communications), pp. 615-616, March 2017. (to be published)

・Hitomi Fujim Kazuya Tsukamoto (Kyushu Institute of Technology), Akira Nagata and Katsuichi Nakamura (iD corporation),
“Effective Data Collection Scheme for Real-Spatial Group Communication Among Mobile Nodes,” Workshop on IoT Infrastructures and Data Analytics for Smart Cities (IIDASC’17), March 2017. (to be published)

・藤ひとみ,塚本和也(九州工業大学),永田晃,中村勝一(株式会社iD),
“多様な通信品質要求を考慮した実空間グループコミュニケーションのための動的情報収集手法,” 電子情報通信学会 ネットワークシステム研究会,2017年3月. (掲載予定)

・岩本紋穂,池永全志,野林大起(九州工業大学),永田晃,中村勝一(株式会社iD),
“実空間グループコミュニケーションにおける情報配信のための複数グループを考慮した経路制御手法,” 電子情報通信学会 ネットワークシステム研究会,2017年3月. (掲載予定)

・永田晃,中村勝一(株式会社iD),藤ひとみ,野林大起,塚本和也,池永全志(九州工業大学),“実空間情報連動型ネットワークシステムの実機実験,” 電子情報通信学会 2017年総合大会, B-14-4, 2016年9月.

・新聞掲載「必要な情報、相手絞り交換」(朝日新聞朝刊, 福岡県版, 2016/11/30付)


情報指向ネットワーク(ICN)の研究開発

情報(コンテンツ)を届けるための新しいネットワークの仕組みであるICN(情報指向ネットワーク)の研究開発に取組んでいます。ICNとはサーバ(ホスト)の場所ではなくコンテンツ名によりネットワークを機能させること目指しています。ネットワークシステム内の複数のノードにコンテンツの複製を保持したり、ユーザ付近の最も効率の良い場所からコンテンツを提供したりする通信技術です。

情報通信研究機構様からICNに係る開発を一部受注しています。ICNのように高い技術力・研究開発力を必要とする技術に継続してチャレンジし続けます。

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【関連論文実績】
・速水祐作(関西大学),永田晃(株式会社iD),山本幹(関西大学),“ICNにおけるIn-Network Processingのための複数機能ルーチング手法の一検討,” 電子情報通信学会 第7回情報指向ネットワーク技術時限研究会, 2016年12月.


自走ロボットによる環境センシングの研究開発

森林の現況把握(環境センシング(情報収集)とモニタリング(状態把握))及びこれに基づく森林の定量化手法の実現、技術的には、センシング機能の向上、データ転送・通信の最適化、自律走行の統合制御等、ICT技術で未来を切り開くことを国立大学法人九州工業大学社会ロボット具現化センターと目指しています。

 

 


人流計測システムの実証実験

北九州スタジアム周辺の、にぎわい創出、及び、回遊性の向上を目的とした、産学官連携による「にぎわい創出実証事業」に参加しています。当社は、九州工業大学開発の成果物を開発母体とした、人流センサーを開発し、北九州市小倉駅とスタジアム周辺の人の流れを見える化することで、今後のまちづくり、ビジネス創出に貢献していきたいと考えています。
詳しくは「北九州e-PORT」のサイトをご覧下さい。

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