SDGsSDGsの取組

GLOBAL GOALSSDGsとは

SDGs「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」とは、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
当社は、ネットワークの研究開発に取り組んでおり、様々な分野のテクノロジーを最新のネットワーク技術でつなぎます。
通信ネットワークやその関連技術は、世界中のありとあらゆる場面で使用され、人の生活や企業活動等になくてはならないものです。
また、企業の生産活動はひとの暮らしを豊かにしますが、一方でCO2の排出や有害物質の発生など、住みやすい地球にダメージを与えることになります。
当社はSDGsの目標に賛同し、地球にやさしい製品や技術の開発、先端的なネットワーク、IoT、AI技術の研究を通して、環境負荷の少ない製品作りやCO2の排出量削減に取り組んでいます。あわせて、従業員の就業環境の向上等を通じて、持続可能な社会の実現を目指します。
ACTIVITIESiDのSDGsの取組
研究開発・製品

当社は研究開発・製品製造を通じて環境負荷の低減に取り組んでいます。
例えば、AIを活用した電気炉操業効率化に関する研究や、省エネ型の人工知能関連技術の開発・実証事業を通して、CO2排出量の低減・削減に取り組んでいたり、当社製品にSPE(Single Pair Ethernet※1)を用いることで、3R※2を実現しています。
また、その他の研究開発・製品製造にあたっても以下の観点を踏まえ、環境負荷の低減に取り組んでいます。
- 環境配慮設計
- 資源の使用量削減
- 廃棄物の発生量削減
- (※1)Single Pair Ethernetとは、シングルペア(1対)のツイスト・ケーブルでEthernet通信と DC 給電方式について規定した国際規格。既存では4対ケーブル+ACアダプタが必要なところが、1対のケーブルで電源供給と通信が可能になる。
- (※2)3Rとは、Reduce(製品製造等の時に使う資源量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること)、Reuse(部品等を繰り返し使用すること)、Recycle(廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること)の総称。
グリーン購入

当社は、2017年から全社でグリーン購入を進めています。2019年には特定調達品目の約90%、2020年には約95%を適合商品で調達しており、特に製造・開発の分野に限れば、99%以上を適合商品で調達しています。今後も環境を考慮し、環境負荷低減に寄与する調達を行っていきます。
省エネルギー

当社は、エネルギー使用量削減のため、2019年9月に北海道本社ビルの当社事務所および共用部分の照明を全てLED化しました。また、自社ビル全体で、常時稼働していない場所に人感センサーを設置し、人のいない時間に電力を使用しないようにしています。
今後は入居テナント様も含めた自社ビル全体のLED化を進め、さらなるエネルギー使用量の削減を推進する予定です。
就業環境

当社では、当社で働く従業員、パートナー、お客様が当社の仕事で満足を得られることを第一義に考えています。従業員に対してはクリエイティビティや生産性向上のための取り組みを行っています。
技術向上のための教育や、技術で用いられる英語に特化した大学教授による英語教育といった特色ある内容に加え、オンライン形式で学習が可能であるため、いつでもどこでも、個人個人がフレキシブルに自己研鑽することができる環境を整えています。
- 取組内容
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- 各種研修制度:技術教育、 PM(Project Management)教育、品質管理教育、技術英語教育、
新入社員向けPBL(Project-Based Learning) 等 - メンター制度
- キャリアコンサルティング制度
- エンジニア資格取得制度(試験費用会社負担、合格時の報奨金あり)
- TOEIC受験サポート(試験費用会社負担、点数に応じた報奨金あり)
- 各種セミナー・展示会・学会参加制度
- 各種研修制度:技術教育、 PM(Project Management)教育、品質管理教育、技術英語教育、
また、リモートワークを取り入れ、働き方改革を実践しています。
リモートワークにより、マイカー通勤の減少によるCO2や、ばい煙等の温室効果ガス、大気汚染物質の排出量削減に寄与しています。